【2025修学旅行 Part 2】
第2日目は、広島を訪れました。
朝は京都から新幹線で広島へ移動しました。車内では、前日の疲れもあり、生徒たちはぐっすりと休んでいました。
広島駅到着後はバスで「本川小学校」へ向かいました。本川小学校は、原爆投下地点から約410メートルの場所に位置し、現在は一部残された校舎を活用して、平和資料館が併設されています。
館内には、児童が制作した映像作品などが展示されており、生徒たちは前日とは全く異なる、日本の悲しい歴史に触れながら、一つひとつの展示を静かに見つめていました。
その後、原爆資料館へ移動し、被爆体験を語り継ぐ語り部の方のお話を伺いました。ご家族7人のうち、原爆から生き残ったのはご本人お一人だったというお話は、生徒たちの心に深く響きました。これまで歴史の一場面として学んできた原爆投下が、一気に身近な出来事として感じられる時間となりました。
「もし自分がその場にいたら――」
そう考えさせられる、非常に貴重な学びの機会でした。アメリカの教科書だけでは学ぶことのできない、被爆者の方々の思いに触れ、日本にルーツを持つグアム在住者として、平和について考える大切さを学ぶことができました。
一日の締めくくりは、広島名物のお好み焼き。心もお腹も満たされるひとときとなりました。
日本の歴史を学び、自分に何ができるのかを考えるきっかけとなった2日目でした。

